あおば整骨院 の日記
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野球肘(内側上顆炎)にならないために
2015.04.21
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おさらいになりますが、野球肘(内側上顆炎)の多くは筋肉の緊張(筋肉のハリ)が強く、
構造上弱い部分に繰り返し負担がかかって痛みが出るものです。
痛くなる前にまず、使いすぎによって筋肉が硬くなります。これが痛みが出る前のひとつのサインです。
そのため、とにかく筋肉を柔らかい状態に保ってあげることがとても大切になります。
筋肉を柔らかく保つ方法としては
①マッサージ:指をグーパーすると肘から先の筋肉が動きます。
そこを手首から肘に向かってマッサージ(体から遠い所から手前に行うと効果的!)
してあげましょう!
また、指を曲げる筋肉は肘から先の手のひら側にある為、
そこを重点的にマッサージをすると柔らかくなります。
②ストレッチ:手のひらを上にして肘を伸ばし、手首、指を反らします。
さらに反対の手で気持ち良いところまで反らして20秒キープすると
ストレッチの効果がしっかりと発揮されます。(下の図 参照)
③テーピング:前々回更新の対処法で紹介しているので参考にしてみてください。
痛みが出る前にサポートをかけておくのも有効です!
※①・②で大切なのは痛くない程度に気持ち良い強さで行うことです。
グイグイと痛いくらい行うと効いている気がしますが、逆に筋肉を傷つけることがあるので
絶対にやめましょう!!
痛くなくても普段から上記の3点を、特に①②をしっかり行なうことで野球肘(内側上顆炎)の
発生リスクがグッと減ります。
普段から指先を使う方、野球肘(内側上顆炎)になってしまったことがある方はしっかり予防してあげましょう。
※野球肘と一概に言ってもいろいろな症例を指す場合があります。
よって、ここでは「野球肘(内側上顆炎)」とさせていただきました。
