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あおば整骨院 の日記

野球肘(内側上顆炎)になりやすい原因

2015.04.21

原因

野球肘で
くなる部分は指先の動きに作用します。
肘の内側の出っ張り(前々回の記事×印 参照)をおさえながらグーパーするとその先に
筋肉の動きを感じますよね。
指先の動きに関与する部位で日常的に動いてしまい、なかなか安静が難しい部分です。
日常的に負荷がかかる場所の為、ちょっとした動きでも悪化しないよう、
注意が必要となります。

これらの理由のために完治まで時間がかかりやすい部分です。
特に野球など競技中の負症例では、中途半端に治った状態で競技に復帰すると再発を繰り返し、
長期治療を要することとなる為、復帰のタイミングには注意が必要です。


前回も少し触れましたが、このケガは筋肉の問題だけでなく、肘の形状に左右される場合もあります。

近くに誰かいれば手のひらを上にして肘を伸ばし、自分の肘と比べてみてください。
肘の関節はもともと外側を向いているもの
(生理的外反:肘より上の骨に対して肘先が外へ向いている)ですが、その角度は人それぞれ違うものです。
外に向いている人、あまり向いていない人。男性と女性とでは大きく角度が違ったり、
また子供と大人でも違います。

筋肉にはそれぞれ最も効率的に働くポジションがあります。
生理的外反の大きい状態で筋肉を酷使するということは、生理的外反が少ない人より、
筋肉が引き伸ばされている状態で余計に負荷がかかり、野球肘(内側上顆炎)を発症しやすい要因となります。
〈筋肉はよく、ゴムに例えられますが、普通の輪ゴムを引き伸ばしてもすぐに切れるイメージは
 ありませんが、引き伸ばされている状態からさらに、その輪ゴムを引き伸ばすといつ切れるか
 ヒヤヒヤしますよね。例えが少し大袈裟ですが、肘が外に向きすぎている状態というのは、
 筋肉が伸びている状態で使い、より負担がかかっていることとしっかり意識して
 次回の更新 「野球肘にならないために」を読んでください。〉


先に述べたようにこの症状は917歳に多いケガです。
改めてその原因を紹介すると

 ①部活動等で競技により筋肉を酷使する年齢層であること
 ②肘の生理的外反が大きい時期であり、理想的なポジションで筋肉が使えない
   (大人より子供の方が角度が大きい:成人男性=10° 子供女性=15°
   おもにこの2点が考えられます。


また、この肘関節が外へ向いていることで問題となってくるのが競技中に野球肘(内側上顆炎)を発症する例です。
指を曲げる筋肉は肘の内側から始まっている関係上、肘が外に向き過ぎないように内側の靭帯とともに内側へ引っ張るような働きをします。

最も典型的な例でいうと野球の投球動作を思い出してみてください。
後から前へ腕を動かしていくとき(特にコッキング期~リリース期 下記参照)には肘が大きく外へ向きます。
指を曲げる働きと外へ引っ張られる力に対抗することで筋肉にはとても大きな力が加わり、
終いには構造上、弱い部分を痛めてしまいます。よって、野球をする人の肘には繰り返し負担がかかりやすく、結果として「野球肘」の状態が多くなってこの名前が付いています。

以前にも書きましたが、痛くなってしまってからでは完治するまで長期を要することが多々ある為、
次の「野球肘(内側上顆炎)にならないために」がとても大切になります。  

野球肘(内側上顆炎)になりやすい原因

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