あおば整骨院 の日記
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ギックリ腰になってしまったら・・・
2014.12.10
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寒い日が続きますね。
寒さが強まると体中が硬く縮こまってしまい、最近ギックリ腰の患者さんが増えてきました。
そこで今回は以前書いたギックリ腰を実際に起こしてしまったら・・・その初期対応です。
ギックリ腰をしてしまって、なんとか動けるのであれば早めに整形外科や接骨院などの
専門機関を受診しましょう。
しかし、痛みが強く受診ができない場合の対処法として自宅で出来ることを紹介します。
まず、自分が一番楽な姿勢で横になり、患部を氷嚢、もしくはアイスパック等を
濡れタオルで包んで冷やしてください。
アイスパックは皮膚が冷えすぎてしまうことがあるので、
できれば氷嚢が好ましいです。また湿布等を併用するのも効果的です。
冷やして2~3日経てば患部の炎症が落ち着いてくるので、ある程度動けると思います。
それでも痛みが残るようであれば接骨院等を受診しましょう。
ここでよく患者さんから聞くことが多い間違った対処法としては
痛み出してからお風呂に入り、温めてしまったというお話です。
なぜ、温めてしまってはならないのかというと
痛みが出ている場所は中で組織が傷ついて炎症が起きています。
そこを温めると血行がよくなってしまい、その傷口から血液が皮膚の下に
どんどん出てきてしまって腫れが強くなってしまうからです。
過剰な腫れは組織の再生の妨げになる為、治るまでに時間がかかってしまうのです。
従ってギックリ腰を起こしてしまったら、まずはよく冷やしてください。
3~4日経って痛みが和らいできたらお風呂に入って温めても大丈夫です。
ただし、軽めから様子をみながら患部を温めましょう。